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礼拝説教

礼拝説教

 説教 「平和、恵み、救いの良い知らせ」長山 信夫牧師

   イザヤ書52章1-10節
 
 待降節を迎えました。御子イエス・キリストの降誕を祝う12月25日のクリスマスに備えて4回の主日礼拝を守ります。
教育館入り口のもみの木は形よく育って4年目を迎えました。まもなくいくつものオーナメントが付けられ、道行く人々に救い主の誕生を知らせます。礼拝堂入口にはリースが、礼拝堂正面にはクランツが飾られ、ろうそくが灯されます。後ろの天井近くにベツレヘムの星も吊るされました。幼稚園ではクリスマスページェントの練習が始まり園児たちは張り切っています。待降節はクリスマスを迎える楽しい準備の時でもあります。

 収束傾向とは言えコロナ禍の中です。ヨーロッパやお隣の韓国でも感染が急激に拡大しており警戒を続けなければなりませんが、救い主の誕生の良い知らせを多くの人々に伝える務めも怠ることはできません。

 8か月ぶりに再開した教会学校、12月からは幼・小・中高科が一緒に礼拝をささげ、喜びのクリスマスを何とか共に迎えられないか祈りつつ準備を始めました。長老会はクリスマス・イヴ礼拝をどのようにすれば可能か実行委員会を設けました。

いかに美しいことか
山々を行き巡り、良い知らせを伝える者の足は。
彼は平和を告げ、恵みの良い知らせを伝え
救いを告げ
あなたの神は王となられた、と
シオンに向かって呼ばわる。 (イザヤ書52章7節)

「良い知らせ」とは、「平和」「恵み」「救い」の知らせ「福音」です。イザヤ書40章9節、61章1節、ナホム書2章1節にも繰り返される神の民の重要な使命です。パウロもローマの信徒への手紙10章15節で「良い知らせを伝える者の足は、なんと美しいことか」と言っています。

 神に繰り返し救っていただいた民の歴史上の経験を二つわたしたちは知っています。エジプトから約束の地への脱出とバビロニアからエルサレムへの帰還です。
エジプトに神の民が生活するようになったのは紀元前13世紀、飢饉を逃れてでした。食糧を求めてエジプトに行くと、そこに兄弟ヨセフがいました。宰相になっていたヨセフを頼って父ヤコブと共に民はエジプトに移住したのです。やがてヨセフを知らない王が誕生し、過酷な労働を強いるようになりました。民のうめきを聞いた神は「乳と蜜の流れる恵みの地」へと導き出し、昼は雲の柱、夜は火の柱となって守り、共に歩んでくださいました。
バビロニアに住むこととなったのは捕囚の民として連れて行かれたからです。紀元前8世紀、北イスラエルがアッシリアの支配に屈する姿に自らを省みることなく、南ユダも神を信頼しない同じ過ちを犯したのです。バビロニアが世界を支配する時代になりました。南ユダは神を信頼せず、周辺の国々との軍事バランスに頼りました。紀元前587年南ユダは完全に滅び民のほとんどはバビロニアに連れて行かれたのです。イザヤ書52章5,6節で主はこう言われます。
「そして今、ここで起こっていることは何か、と主は言われる。わたしの民はただ同然で奪い去られ、支配者たちはわめき、わたしの名は常に、そして絶え間なく侮られている、と主は言われる。それゆえ、わたしの民はわたしの名を知るであろう。それゆえその日には、わたしが神であることを、『見よ、ここにいる』と言う者であることを知るようになる。」

「わたしの民はただ同然で奪い去られ」とは、主は神であってバビロニアではないとの宣言です。名は存在を示しています。拉致の現場にまことの主である神が臨在しているのに支配者たちはそれを無視し神を侮っています。バビロニアは神の怒りによって滅ぼされるという預言です。

「『見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。』この名は、『神は我々と共におられる』という意味である」(マタイによる福音書1章23節)。ヨセフに告げた主の天使の言葉は預言者イザヤの言葉で、7章14節の引用です。
エジプトから約束の地への道は40年に及ぶ困難な荒野の旅でした。バビロニアからエルサレムへの道は主自らが整備し臨在を示されます。

「呼びかける声がある。
 主のために、荒れ野に道を備え
 わたしたちの神のために、荒れ地に広い道を通せ。
 谷はすべて身を起こし、山と丘は身を低くせよ。
 険しい道は平らに、狭い道は広い谷となれ。」
               (イザヤ書40章3,4節)

 52章12節「しかし、急いで出る必要はない 逃げ去ることもない。あなたの先を進むのは主であり しんがりを務めるのもイスラエルの神だから」。インマヌエルの主が先頭を進み、しんがりを守られるので何の心配もないことを告げています。まさに「平和」「恵み」「救い」が約束されているのです。

 バビロニアで70年を過ごした民は異郷の地で豊かになったため、荒廃したエルサレムでの厳しい再建の生活は望まなかったようです。神の愛と身勝手な民、出エジプト、バビロニアからの帰還に次いで与えられた三度目の機会である罪からの解放、救い主の到来に自らを正しましょう。平和を告げ、恵みの良い知らせを伝え、救いを告げる良い知らせにお応えする備えを致しましょう。

祈り
 父なる神さま、平和と恵みと救いの良い知らせを感謝します。わたしたちは信仰をもって応答し、告知のわざにも用いていただけますように。
福音の伝道者を起こし、この国にあなたの平和が満ちますように。
主イエス・キリストの御名前によって祈ります。  アーメン

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