礼拝スケジュール
お知らせと礼拝式次第
「石の叫び」 (ルカ19:40による)
「主なる神は人に命じて言われた。「園のすべての木から取って食べなさい。ただし、善悪の知識の木からは、決して食べてはならない。食べると必ず死んでしまう。」 創世記2章16〜17節
旧約聖書の創世記という書物には、神様とこの世界の関係が書かれています。聖書は、神様が愛を持ってこの世界を無から創造されたことを私たちに知らせています。神様は人も造られ、エデンの園を耕させ管理させました。神様は、人に園のすべての木からその実を取って食べても良いとしてくださいました。
このように人は、もともと、土を耕すことを大切にしていました。私たちが食べる野菜や果物は植物の命そのものです。それらを食べて人の命が育まれ生かされるようにされたのは天地万物を創造された父なる神様です。神様の自然の恵みに心から感謝し、主の御名を賛美します。ハレルヤ!
安藤記念幼稚園では、園児の皆様が今年も野菜の苗を教会の園庭に植えています。畑も園児が耕しました。収穫できた野菜は、給食で、皆で共に食します。「今日は何々ちゃんが植えたナスですよ!」と、伝えて感謝して食べます。野菜が嫌いな子も、友達が作った野菜は喜んで食べます。それは良い食育となっています。
エデンの園には、どの木からも取って食べて良い、という自由がありました。そして、取って食べてはいけない善悪の知識の木もありました。エデンの園には神様のルールと秩序があったのでした。そして、自由には責任が伴っていました。
人間は、このルールを破ってしまいました。そして反省もせず隠れていたので、エデンの園から追放され現在の世界で生きることとなりました。罪と死が人間の生に入ってきました。人は自分勝手な善悪の判断によって争いを深め、環境を汚し、狂気の核兵器の開発競争を激化させました。今でも、この世界を何度も破壊できる核兵器を持って互いに睨み合っています。
しかし、希望は神の御子主イエス・キリストにあります。主イエスは、約2千年前にユダヤのベツレヘムにおとめマリアからすでに生まれていたのです。主イエスは、すべての人の罪を赦し贖うために十字架にかかって死なれ復活してくださいました。この神様からの救いの恵みはすべての人に与えられました。迷う羊を天の神の御国へ導くのはこのお方の他にはありません。
命を赦し育て生かされるお方、神の御子主イエスの愛の教えは今も聖書の中に残され、世界中の人々の歩みを日々助け環境を保っています。主イエスの新しい命に生かされた教会の信徒は、「神の畑」と呼ばれています。どのような愛の実が結ばれるのか楽しみです。
2025年5月10日 安藤記念教会 牧師 中村 謙一
<安藤記念幼稚園の園庭の野菜畑では、園児らは、命が命を育むことを体験します。>
2025年5月11日(日)こどもと共に守る母の日礼拝~復活節第4主日
黙 祷
礼拝招詞 サムエル記上2章1~2節
ハンナは祈って言った。
「主にあってわたしの心は喜び
主にあってわたしは角を高く上げる。
わたしは敵に対して口を大きく開き
御救いを喜び祝う。
聖なる方は主のみ。
あなたと並ぶ者はだれもいない。
岩と頼むのはわたしたちの神のみ。
讃美歌
オリジナル讃美歌「おかあさんありがとう」
ここを↓クリックして讃美をしてください
https://www.youtube.com/watch?v=O29u7eOo7Nok
交読詩編 詩編100篇より
全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。
喜び祝い、主に仕え
喜び歌って御前に進み出よ。
知れ、主こそ神であると。
主はわたしたちを造られた。
わたしたちは主のもの、その民
主に養われる羊の群れ。
感謝の歌をうたって主の門に進み
賛美の歌をうたって主の庭に入れ。
感謝をささげ、御名をたたえよ。
主は恵み深く、慈しみはとこしえに
主の真実は代々に及ぶ。
使徒信条 (「こどもさんびか」による)
わたしは、天地の造り主、全能の父である神を信じます。
わたしは、そのひとり子、わたしたちの主、
イエス・キリストを信じます。
主は聖霊によってやどり、おとめマリヤから生まれ、
ポンテオ・ピラトのもとで苦しみを受け、
十字架につけられ、死んで葬られ、よみにくだり、
三日目に死人のうちからよみがえり、天にのぼられました。
そして全能の父である神の右に座しておられます。
そこからこられて、生きている者と死んでいる者とをさばかれます。
わたしは、聖霊を信じます。
きよい公同の教会、聖徒の交わり、
罪のゆるし、からだのよみがえり、
永遠のいのちを信じます。 アーメン
聖 書 サムエル記上2章18~19節
18サムエルは、亜麻布のエフォドを着て、下働きとして主の御前に仕えていた。 19母は彼のために小さな上着を縫い、毎年、夫と一緒に年ごとのいけにえをささげに上って来るとき、それを届けた。
サムエル記上3章1~10節
1少年サムエルはエリのもとで主に仕えていた。そのころ、主の言葉が臨むことは少なく、幻が示されることもまれであった。 2ある日、エリは自分の部屋で床に就いていた。彼は目がかすんできて、見えなくなっていた。 3まだ神のともし火は消えておらず、サムエルは神の箱が安置された主の神殿に寝ていた。 4主はサムエルを呼ばれた。サムエルは、「ここにいます」と答えて、 5エリのもとに走って行き、「お呼びになったので参りました」と言った。しかし、エリが、「わたしは呼んでいない。戻っておやすみ」と言ったので、サムエルは戻って寝た。
6主は再びサムエルを呼ばれた。サムエルは起きてエリのもとに行き、「お呼びになったので参りました」と言った。エリは、「わたしは呼んでいない。わが子よ、戻っておやすみ」と言った。 7サムエルはまだ主を知らなかったし、主の言葉はまだ彼に示されていなかった。 8主は三度サムエルを呼ばれた。サムエルは起きてエリのもとに行き、「お呼びになったので参りました」と言った。エリは、少年を呼ばれたのは主であると悟り、 9サムエルに言った。「戻って寝なさい。もしまた呼びかけられたら、『主よ、お話しください。僕は聞いております』と言いなさい。」サムエルは戻って元の場所に寝た。
10主は来てそこに立たれ、これまでと同じように、サムエルを呼ばれた。「サムエルよ。」サムエルは答えた。「どうぞお話しください。僕は聞いております。」
牧会祈祷
説 教「ハンナとサムエル」 中村 謙一牧師
(「ライブ配信」をご覧ください)
讃美歌
讃美歌470番「やさしい目が」(こどもさんびか114番)
ここを↓クリックして讃美をしてください
https://www.youtube.com/watch?v=rJs083pyRMs
献 金
(教会にお集いの時お献げください)
献金の祈り
(各自お祈りください、会堂では司式者が祈ります)
主の祈り
天にまします我らの父よ
願わくはみ名をあがめさせたまえ
み国を来たらせたまえ
みこころの天になるごとく、
地にもなさせたまえ
我らの日用の糧を今日も与えたまえ
我らに罪をおかす者を我らがゆるすごとく
我らの罪をもゆるしたまえ
我らをこころみにあわせず、
悪より救い出したまえ
国と力と栄とは限りなく
なんじのものなればなり アーメン
頌 栄 24番
たたえよ 主の民 みつかいとともに
めぐみにあふれる 父・子・聖霊を
https://www.youtube.com/watch?v=jwm3ApyEkho
祝 祷
後 奏
アーメンコーラス 聖歌隊
黙 祷
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