礼拝スケジュール
お知らせと礼拝式次第
「石の叫び」 (ルカ19:40による)
「さて、ヨセフという議員がいたが、善良な正しい人で、同僚の決議や行動には同意しなかった。ユダヤの町アリマタヤの出身で、神の国を待ち望んでいたのである。この人がピラトのところに行き、イエスの遺体を渡してくれるようにと願い出て、遺体を十字架から降ろして亜麻布で包み、まだだれも葬られたことのない、岩に掘った墓の中に納めた。その日は準備の日であり、安息日が始まろうとしていた。」
ルカによる福音書23章50〜54節
今から約2千年前の今週の金曜日が神の御子主イエス・キリストが十字架にかかって死なれた受難日(受苦日)です。受難週の木曜日の夜に、主イエスは、弟子のイスカリオテのユダに裏切られて、ゲッセマネの園で神殿警備兵と武装した群衆に逮捕されました。そして、夜のうちに、サンヘドリン(ユダヤ最高会議)の裁判で死刑とされ、翌日の金曜日に、ローマ帝国ユダヤ総督ポンテオ・ピラトによって十字架刑とされました。
主イエスは、ゴルゴタと呼ばれる城外の場所で十字架に架けられました。主イエスの左右には二人の強盗も十字架刑とされました。主イエスは午前9時から午後3時まで十字架刑を苦しみました。そして、天に召されました。神の御子の貴い命が献げられ、すべての人の罪が赦され救いの道が開かれました。
主イエスのご遺体は、アリマタヤのヨセフが引き取り岩に掘った墓に葬りました。ヨセフはサンヘドリンの議員の一人であり、主イエスを信じていた隠れキリシタンのような人でした。ヨセフは恐らく、皆の前で公に主イエスを信じていると告白する勇気がなくて悩んでいました。主イエスの一味と知られただけで捕らえられ地位も命も失うことを恐れていたのでしょう。
しかし、ヨセフは勇気を出して決断して、自分と主イエスとの関係を公に知られる行動を取りました。ユダヤ総督ポンテオ・ピラトに主イエスの遺体を引き取ることを願い出たのでした。サンヘドリンの議員が願い出たのですから、ピラトには断る理由はありません。主イエスは十字架刑で死んだのです。ピラトはヨセフの願い出に許可を与えました。
ヨセフのお陰で、主イエスのご遺体は墓に葬られました。ヨセフはすべてを捨てる覚悟で願い出ました。ヨセフに勇気を与えたのは神様でした。三日目の朝に、ヨセフが準備した墓から主イエスは復活されイースターを迎えました。主イエスのために全てを捨てる覚悟をする時とは、現代で言うならば、毎週日曜日の教会の主日礼拝に出ることです。世界中の教会のクリスチャンは、今もヨセフのように、あらゆる困難を乗り越えて、時間を作って礼拝へ出席します。そして、自分自身を献げるように祈り願い礼拝を守り、神の国を待ち望んでいます。
世界中の教会のイースター礼拝は、あなたを待っています!共に主イエスの復活を喜び祝いましょう。主イエスはあなたのために死なれ、あなたのために復活されました。
2025年4月12日 安藤記念教会 牧師 中村 謙一
2025年4月20日(日)20イースター礼拝
黙 祷
礼拝招詞 コリントの信徒への手紙Ⅰ 15章20節
しかし、実際、キリストは死者の中から復活し、
眠りについた人たちの初穂となられました。
頌 栄
24番 たたえよ、主の民、みつかいと共に
恵みにあふれる 父・子・聖霊を。 アーメン
↓
https://www.youtube.com/watch?v=jwm3ApyEkho
交読詩編 詩編23編1〜6節
主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。
主はわたしを青草の原に休ませ
憩いの水のほとりに伴い
魂を生き返らせてくださる。
主は御名にふさわしく
わたしを正しい道に導かれる。
死の陰の谷を行くときも
わたしは災いを恐れない。
あなたがわたしと共にいてくださる。
あなたの鞭、あなたの杖
それがわたしを力づける。
わたしを苦しめる者を前にしても
あなたはわたしに食卓を整えてくださる。
わたしの頭に香油を注ぎ
わたしの杯を溢れさせてくださる。
命のある限り
恵みと慈しみはいつもわたしを追う。
主の家にわたしは帰り
生涯、そこにとどまるであろう。
日本基督教団 信仰告白
我らは信じかつ告白す。
旧新約聖書は、神の霊感によりて成り、キリストを証し、福音の真理を示し、教会の拠るべき唯一の正典なり。されば聖書は聖霊によりて、神につき、救ひにつきて、全き知識を我らに与ふる神の言にして、信仰と生活との誤りなき規範なり。
主イエス・キリストによりて啓示せられ、聖書において証せらるる唯一の神は、父・子・聖霊なる、三位一体の神にていましたまふ。御子は我ら罪人の救ひのために人と成り、十字架にかかり、ひとたび己を全き犠牲として神にささげ、我らの贖ひとなりたまへり。
神は恵みをもて我らを選び、ただキリストを信ずる信仰により、我らの罪を赦して義としたまふ。この変らざる恵みのうちに、聖霊は我らを潔めて義の果を結ばしめ、その御業を成就したまふ。
教会は主キリストの体にして、恵みにより召されたる者の集ひなり。教会は公の礼拝を守り、福音を正しく宣べ伝へ、バプテスマと主の晩餐との聖礼典を執り行ひ、愛のわざに励みつつ、主の再び来りたまふを待ち望む。
我らはかく信じ、代々の聖徒と共に、使徒信条を告白す。
我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、三日目に死人のうちよりよみがへり、天に昇り、全能の父なる神の右に坐したまへり、かしこより来りて生ける者と死ねる者とを審きたまはん。我は聖霊を信ず、聖なる公同の教会、聖徒の交はり、 罪の赦し、身体のよみがへり、永遠の生命を信ず。アーメン。
讃美歌
讃美歌21-327番「すべての民よ、よろこべ」
ここを↓クリックして讃美をしてください
https://www.youtube.com/watch?v=TYNCKPfxv-Q
聖 書
マタイによる福音書28章1~10節
1さて、安息日が終わって、週の初めの日の明け方に、マグダラのマリアともう一人のマリアが、墓を見に行った。 2すると、大きな地震が起こった。主の天使が天から降って近寄り、石をわきへ転がし、その上に座ったのである。 3その姿は稲妻のように輝き、衣は雪のように白かった。 4番兵たちは、恐ろしさのあまり震え上がり、死人のようになった。 5天使は婦人たちに言った。「恐れることはない。十字架につけられたイエスを捜しているのだろうが、 6あの方は、ここにはおられない。かねて言われていたとおり、復活なさったのだ。さあ、遺体の置いてあった場所を見なさい。 7それから、急いで行って弟子たちにこう告げなさい。『あの方は死者の中から復活された。そして、あなたがたより先にガリラヤに行かれる。そこでお目にかかれる。』確かに、あなたがたに伝えました。」 8婦人たちは、恐れながらも大いに喜び、急いで墓を立ち去り、弟子たちに知らせるために走って行った。 9すると、イエスが行く手に立っていて、「おはよう」と言われたので、婦人たちは近寄り、イエスの足を抱き、その前にひれ伏した。 10イエスは言われた。「恐れることはない。行って、わたしの兄弟たちにガリラヤへ行くように言いなさい。そこでわたしに会うことになる。」
牧会祈祷
奉 唱 「いざうたえ」Ⅱ-131 聖歌隊
説 教 「恐れることはない」中村 謙一牧師
(「ライブ配信」をご覧ください)
讃美歌
讃美歌21-325番「キリスト・イエスは」
ここを↓クリックして讃美をしてください
https://www.youtube.com/watch?v=OR0Lv3toTL0
聖餐式
献 金
(教会にお集いの時お献げください)
献金の祈り
(各自お祈りください、会堂では司式者が祈ります)
主の祈り
天にまします我らの父よ
願わくはみ名をあがめさせたまえ
み国を来たらせたまえ
みこころの天になるごとく、
地にもなさせたまえ
我らの日用の糧を今日も与えたまえ
我らに罪をおかす者を我らがゆるすごとく
我らの罪をもゆるしたまえ
我らをこころみにあわせず、
悪より救い出したまえ
国と力と栄とは限りなく
なんじのものなればなり アーメン
頌 栄
讃美歌28番「み栄あれや」
↓
https://youtu.be/7utapJVm4oA
祝 祷
後 奏 アーメン
黙 祷
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